日々の生活でも、仕事においても、大小問わず感謝の気持ちを伝えたいシーンは多いと思います。
そんな時に「ありがとう」と口に出して伝えてますか?ついつい「すみません」と言ってませんか?
そんな二つの違いと「ありがとう」をどのようにして伝えていくのか、考えてみました。
「ありがとう」の使い方
口にするのは簡単な「ありがとう」について、ちょっとした点を気にするだけで、よりよい関係性を作ることが可能な言葉となります。実際に使う際に私が気にしている点をお伝えします。
「すみません」は「ありがとう」に置き換える
他人に親切にされた時、ついつい口に出てしまうのが
という一言。狭い通路で譲ってもらえた、ちょっとした手助けをしてもらった。そんな時に「すみません」と言いがちだったりしませんか?
反省やお詫びの時に使うことはあっても、感謝の気持ちを伝える時には使わないようにしてもらいたいです。もちろん、親切にしてもらったことに対する感謝の気持ちは相手に通じるものの、
「ありがとう」と言われると、自然と笑顔が出る
という大きな違いが出てきます。
親切にしてもらったお礼を伝えるとともに、笑顔にもなってもらえる。これが「すみません」ではなく「ありがとう」を使ってもらいたい一番の理由になります。
「すみません」と「ありがとう」の使い分けについて悩む方もいるかと思いますが、
感謝の気持ちを伝える時に使ってしまう「すみません」は、ほとんどのケースにおいて「ありがとう」と置き換えることができます。
反省やお詫びの時を除き、「ありがとう」と口に出して感謝の気持ちをしっかりと伝えてください。
迷うくらいなら言えばいい
感謝の気持ちを伝えたいけど、タイミングを計り損ねたり、何となく照れ臭かったりして、「ありがとうって伝えた方がいいよなぁ…でも…」みたいに悩む場合も出てくるかと思います。
でも、そこで悩むくらいなら
何故なら「心からのありがとう」を嫌がる人はいないから
と考えます。
言わなかったことで後悔するケースは多いでしょうが、言ってしまって後悔することはほとんどないはずです。万が一、茶化してくるような人がいるようでしたら、その方からは少しずつ距離を置くことをおススメします。
「いつか伝えよう」は忘れ去られる可能性が非常に高いので、感謝の気持ちは冷める前に伝えてしまいましょう。
言う側も気持ちよくなれる
「ありがとう」は感謝の気持ちを伝えることが一番の目的ではありますが、実は口に出す側にも大きなメリットがあったりします。それは
というものです。
メリット・デメリットを考えて「ありがとう」という人はいないと思いますが、双方にメリットがある言葉であることを認識することで、より心地よい「ありがとう」が増えるといいなぁ…と。
「ありがとう」を伝える際の注意点
あまりにも回数が多いと逆効果
ついつい口に出る、口癖になっている。そのくらい「ありがとう」を使うことは決して悪いことではありません。しかしながら、あまりにも回数が多くなると、
というデメリットを生み出してしまう可能性があるからです。
「意図的に回数を絞れ」ということではありませんが、ついつい枕詞や接続詞として口に出てしまう方は、少し見直してみることをおススメします。
思ってもいないと見抜かれるから、心から感謝するクセ付けを
前項にも関連しますが、枕詞や接続詞のように「ありがとう」を使い過ぎることで
ということにもなりかねません。
口に出すだけなら簡単。そこにしっかりと感謝の気持ちを込めて「ありがとう」を伝えてください。
必ず「ありがとう」の理由を添える
「枕詞や接続詞になってしまう」「気持ちが入らない」という点をカバーするために
を実行してください。
何となく感謝してるような気がするので「ありがとう」を伝えようとは思わないはず。そこには、『親切にしてもらった』『助けてもらった』『日々の頑張り』等々、必ず何か理由があるはずです。
これをするかしないかで、感謝の気持ちが伝わる伝わらないということはもちろんのこと、双方の関係性が一段と深まり、また別の機会で相互に「何かあれば助けるよ!」ということにつながってきます。
まとめ
- 「ありがとう」の使い方
- 「すみません」は「ありがとう」に置き換える
- 迷うくらいなら言えばいい
- 言う側も気持ちよくなれる
- 「ありがとう」を伝える際の注意点
- あまりにも回数が多いと逆効果
- 思ってもいないと見抜かれるから、心から感謝するクセ付けを
- 必ず「ありがとう」の理由を添える
こんな感じで「ありがとう」について考えてみました。
数多く利用する機会があり、コストもかからず今すぐにでも実行できる「ありがとう」。お互いが親切にしあって、お互いが笑顔になる。そんな関係性をどんどん広めていきたいですね!
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