トラブル発生後に考えること

仕事術

リモートワークでワークインライフの実現を!
効率化・ライフハック大好きマネージャー、ひろ課長(@hiro_remotework)です。


 

業務上、大小さまざまなトラブルが発生。
トラブルに慣れてない人は、とにかく頭がパニック状態になり、オロオロしてしまい次のアクションに移せない…(私も未だに慣れることはできてません…)

イザとなってから考えるのは難しいので、何も起こっていないタイミング(まさにこの記事を読んでいる今です!!!)で少し考えておくことで、トラブル発生時に少しでも落ち着いて対処できるための一助となれば幸いです。

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発生したトラブルに対して取るべき行動

トラブルは予期しないタイミングで突然発生します。そして解決まで悠長に構えていられないことが多いです。

そのような状況下で、具体的に何からすべきか考えてみます。

緊急事態であれば、まずは火消しを最優先!

「なんでこんな事態が…」「あの時、これをやっておけばよかった…」「誰がやったんだ?」

等々、様々な感情や思いが脳内を駆け巡りますが、何よりも優先されるのは迅速な火消しです。過去や未来を見据えてアレコレ考えるのは一旦置いておきましょう。

一段落してから「次、同じことを起こさないために何ができる?」を考える

事象が落ち着いてから、発生したことの振り返りと次に同様の事象を発生させないための歯止めを検討するフェーズに入ります。

トラブル発生中も、振り返り実施時にも絶対にやってはいけないのが
「●●(人名)のせいだ!!!」
「●●(人名)が悪い!(=俺は悪くない)」
という犯人捜しです。当事者は周りから言われなくても反省してます。ここで当事者を責めても何もいい事は起こりません

振り返りから歯止めを検討する際のポイントとして

・人ではなく事象を捉える
・問題が起きたのは人の問題ではなく仕組みの問題
・行動を改善するのはメンバーの仕事、仕組みを改善するのは上司の仕事

等が挙げられます。

発生事象に直接関係していない上司やメンバーは「自分に責任はない」ということを考えがちだと思います。しかし、やるべきことは

次に同じことを発生させないようにするためには、どうすれはいいのか?

を考えることです。そして、現実的に実行可能であるかどうか?を確認するため

・リソース(人的・金銭的・時間的)は不足していないか?
・改善により別の問題が発生しないか?

これらの問いに対して、明確な回答できるようなアクションを策定し、着実に実行できるように日々取り組んでいきましょう。

次のアクションを考える際のポイント

その場しのぎで考えている(フリをするのでは)なく、実行に移せるアクションプランを策定することができるかどうか。ここが重要なポイントとなります。

「頑張ります!」と口にするだけでは、何一つ前に進んでいません。

重要なポイントは以下の通りです。

リソース(人的・金銭的・時間的)は不足していないか?

具体的なアクションが明確となり、いざ行動に移そうと思った際、

特定のメンバーだけが実施できる。
そのメンバーが不在だったのでトラブルが発生した…品質が下がった…
必要な機材が足りない…

ということが起きてしまっては、改善策としては不十分です。

そのような事態を招かないよう

誰が実行可能であるのか事前に把握しておく
人数が不足しているようであれば、実行できるメンバー増員計画を立てる
イザという時に必要となる機材等をそろえておく

等を考え準備しておくことは必須となります。

イザという時に色々なものが足りなくて、せっかく考えた次のアクションが機能しなかった…ということにならないようにしておきたいところです。

予測できないタイミングでやってくるトラブルへ円滑に対応するため、シミュレーションしておくこともおススメです。
もちろんかけることができる人的・金銭的・時間的なコストは青天井ではありませんので、現実的なところで考えてみてください

改善により別の問題が発生しないか?

該当の問題そのものを解決する手段を考えることは、必ずしもハードルが高いわけではありません。

しかしながら『改善したばかりに元々存在しなかった新たな課題が浮き彫りになる』という事態が発生する可能性があります。

一つ改善した代償として別の問題(複数の場合もあり)が発生していないか?

『自身の守備範囲は問題なし』『他部門のことは関与しない』ということを考えるメンバーが課題解決のためのアクションを検討した結果『問題発生場所が移動しただけ』という事態を招かないよう、上司もメンバーも1つ高い視野から何度もチェックしていただきたいところです。

あらゆることで『部分最適よりも全体最適』を忘れずに。

予期せぬトラブルへの心構え

全く予測不可能なトラブルもありますが、多くのトラブルはある程度予測が可能であったりすると思います。不確定要素が多々あるビジネスの世界においては

予期せぬトラブルは心の準備・マニュアルが整備できていないので発生しがち
トラブルから何も得られなければただの骨折り損
起こってしまったことを前提条件として、その後のアクションを考える

くらいの気持ちで、トラブルへ向き合ってみてはいかがでしょうか?

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